top of page
<町田市青少年健全育成相原地区委員会>

青少年健全育成地区委員会の沿革と役割

健全育成活動は、青少年が心身ともに健やかに育つことを願い、昭和30年、東京都青少年

問題協議会決定の「青少年問題に関する地域組織活動の強化及び補導体制の整備強化要綱」

の決定を受けて、町田市旧町村ごとに5地区委員会が南多摩郡青少年問題協議会の下部組

織として設置されたことに始まります。 当初、地区委員会の役割は、連絡調整に限られると

の考えでしたが、昭和36年町田市青少年問題協議会の下部組織としてではなく、表裏一体、

相互補完の関係にある独立した組織に改め、本来の任務である連絡調整機能に加え、実施

機能をもつことになりました。

町田市の地区委員会は、市制施行後の発展に伴い、現在では24地区委員会委員数約1300

名、そして40年あまりの歩みがあります。地区委員会は、保育園、幼稚園、小中学校、PTA、子供会、町内会、自治会や育成団体等の代表者と青少年委員、民生委員等及び地域協力者によ

って構成されています。

 委員は所属する機関や団体本来の役割を持っていますが、 その役割から離れて委員になっ

ているのではありません。 その本来の役割を効果的に果たすために、それぞれの立場で地区

委員会の委員として、施策や考え方を持ちより、お互いに連絡調整を行っています。 これが

地区委員会の第一議的な役割です。

また、自主事業として、青少年の実態や地域の特性をふまえて、子供祭り、親子ハイキング、

手作り遊び、マラソン大会など積極的に実施されています。

物質的に恵まれた今日では、反面、利益追求と消費が増大し、ややもすれば心の触れ合い

や地域社会の連帯が薄れ、自己中心的な風潮が強まっています。加えて不良文化の氾濫、

暴力的な風潮など、青少年をとりまく環境は悪化しています。青少年の健全育成を図るた

めには、これらの有害な環境を改善し、青少年自身が自立心を培い、希望にみちて未来を

切り拓くよう、暖かく見守ることが大人としてまた、地区委員会に関わるものの責務では

ないかと考えています。

なお、平成10年4月1日(旧)町田市青少年対策相原地区委員会が(新)町田市青少年

健全育成相原地区委員会に名称が変更になり今日に至っています。

 そして、子どもの政策の一元化により平成15年4月1日から当委員会の所管も教育委員会

から市長部局へ移管になりました。

bottom of page